セルフマッサージで足・手・顔のむくみを解消

むくみはマッサージで簡単に対処することができます。日頃からむくみを予防する手もありますが、空いた時間があればマッサージを試してみましょう。

何故むくみにはマッサージが良いのか?

日々の仕事や家事で手や足がパンパン…。朝起きたらまぶたやフェイスラインが腫れぼったくて重たい…。こんなむくみの症状でお悩みの方は多いはずです。特に女性は、ブーツなどの靴が履きづらくなったり、顔が大きく見えてしまうなど、美容やお洒落の大敵でもありますよね。
むくみの大きな原因は、「血行不良」と「リンパの循環の滞り」です。人間の血液は心臓がポンプのような働きをして全身に循環していますが、この血液の流れが運動不足や体の冷えなどによって滞ってしまって、特に心臓から離れている手や足がむくみやすくなってしまうのです。また、むくみは老廃物などを含んだリンパ液が皮下組織に溜まった状態でもあります。これも血行不良と同様に新陳代謝の低下や水分不足などから引き起こってしまいます。
この2つの原因を解消するのには、血行とリンパの流れの促進させるマッサージが効果的です。
マッサージで筋肉をほぐすことによって体の代謝が上がり、むくみの解消や予防にも繋がるので、毎日の習慣にすることをおすすめします。自分で行うセルフマッサージであれば毎日手軽にできるので、むくみにお悩みの方はやり方を覚えておくと良いでしょう。
むくみを何もせずに放っておくと慢性化してしまうケースも多いです。むくんでいる箇所が辛くなるだけではなく、体全体がだるくなったり、肩こりになるなど全身の疲労の原因にも繋がります。むくみの症状を感じたら、その日のうちに早めにマッサージで体のケアをしましょう!

マッサージする上での注意点

血脈とリンパ管の流れを活発化させる効果のあるマッサージは、むくみの解消に効果抜群です。特にマッサージは入浴後に行うと効果がより高まります。お風呂に入ることによって末梢血管が広がり、血の巡りが良くなっているところにマッサージを行えば、相乗効果が得られるのです。また、お風呂に浸かると体が温まるのはもちろん、老廃物や体の余分な水分が排出されるので、むくみを解消すること自体にも繋がります。ですから、入浴はシャワーだけで済まさずに毎日ゆっくり湯船に浸かりましょう。
マッサージはむくんでいる時にするのはもちろんですが、それ以外の時も行うことは、むくみにくい体作りにも繋がるので習慣づけると良いでしょう。また、マッサージで血行や代謝が良くなると、ダイエットや健康にも良い効果があるのでおすすめです。

むくみの解消にはマッサージが効果的ですが、ただ単にむくんだ箇所を揉みほぐせば良いという訳ではありません。例えば、マッサージを行う際にクリームやオイルで肌の滑りを良くするのは効果的ですが、あまりつけすぎてしまうと力が入りすぎて筋肉や肌を痛めてしまうことがあります。
他にも、先程マッサージは毎日行うとより効果的と述べましたが、リンパマッサージは風邪を引いている際には行わないようにしてください。風邪を引いている時には体内にウィルスや細菌が侵入している可能性があります。その際にマッサージでリンパの流れを促してしまうと、それと同時にウィルスや細菌まで体に巡ってしまって風邪が悪化したり、治りにくくなってしまうことがあります。リンパには体内にウィルスが侵入した際にそれが体全体に回らないように食い止めるという働きもあるので、特に風邪で発熱があるという場合のマッサージは要注意です。

ふくらはぎや太ももなどの足のむくみは、皮膚の下に余分な水分や老廃物が溜まっているのが主な原因となっています。また、足は血液の循環を担っている心臓から遠い場所にあるため、体の中でもむくみやすい箇所でもあります。そんな足のむくみを解消するマッサージをご紹介します。
まず紹介するのは、「鼠径リンパ節」のマッサージです。鼠径リンパ節は、太ももの付け根のところに位置しており、そこを軽く親指で15秒ほど刺激してください。
リンパ節を刺激してあげると、そこに溜まっている水分や老廃物の出口となってくれます。一番はじめに行いましょう。
次に、足の裏をほぐすように優しくゆっくりとマッサージを行います。足の裏を両手で包み込んで、全体をほぐすようなイメージで足先から心臓の方向で30秒ほど刺激してください。足の甲もグーの手を作って、先程と同じ方向で骨に沿って擦るように優しくマッサージします。
足の裏と甲のマッサージが終わったら、ふくらはぎから太ももにかけてのマッサージです。ふくらはぎを両手で包み込んで、足首から膝にかけて擦るように刺激していきます。太ももも同様に膝上から鼠径リンパ節までを擦っていきます。
足のマッサージは揉みほぐすのではなく、優しく擦るイメージで行うのがポイントです。

手のむくみは、体の余計な塩分や血行不良、水分の流れの滞りなどが原因として挙げられます。朝にむくんでいる場合は、就寝前に摂りすぎた水分や寝相の悪さが関係しています。水分は適度に摂取しましょう。
血行を良くするハンドマッサージを説明しましょう。
まず指先から指の根元、肘、手の甲をもみほぐします。爪の周りも忘れてはいけません。肘から脇までも一気にマッサージし、脇の下では人差し指から小指までの4本を入れて10回ほど揉みます。
先にストレッチをしておくと、即効性が高くなります。手を心臓よりも高く上げ、手首を回し、グーとパーの形を繰り返しましょう。マッサージを続けるとしなやかな手になり、乾燥しにくくなるというメリットを得られます。

顔のむくみは滞っている水分を流すため、最初は首をほぐします。首を左右に3回ずつ大きく回し、鎖骨のくぼみに4本の指を置いて20回ずつ押します。こりやすい部分であるため、気持ちいいと感じる程度の強さでほぐしましょう。次は両手を顎から頬まで沿わせて、耳の上まで引っ張り上げます。余分な水分を押し流すイメージです。肌にダメージを与えないよう、クリームやオイルを塗りましょう。数度繰り返したら耳の後ろ側から鎖骨の方へ、水を流すようにマッサージします。むくみ解消にかかるのは1分ほどです。

他にも、額や頬、顎にしっかりと圧力をかけるフェイスマッサージがあります。人差し指と中指、薬指の腹で額の中央からこめかみへと、左右に少しずつ間隔を開けながら強めに押していきます。
口周りは中指と薬指で顎の下から口角の真横、鼻の下と順々に刺激しましょう。3回から4回ほど繰り返します。
小鼻は横の溝に沿って押し当てた中指の腹を、ゆっくりと撫でます。往復回数は15回から17回です。
次に、顎は人差し指と中指、薬指で顎を挟みます。薬指を意識しながら肘を上げ、耳の下まで引き上げましょう。左右交互に、3回から4回繰り返します。
目の周りは目尻をスタート地点として、中指の腹で優しく撫でます。中指と薬指の腹で眉間の上を軽く押したままこめかみに移動し、指を耳の前まで滑らせて圧をかけましょう。フェイスラインに沿い、耳下腺まで指を滑らせます。目の周辺のマッサージを繰り返す回数は、3回から4回までです。
最後は人差し指と中指と薬指の腹で押しながら、目の下、こめかみ、頬の外側を通って顎先まで滑らせます。顎先から目の下に向かい、筋肉を持ち上げる一連の流れを3回から4回繰り返しましょう。同じ3本の指を、頬を吊り上げるように滑らせます。鼻の脇から、こめかみまでです。これも、3回から4回繰り返しましょう。

まとめ

血行不良やリンパの循環の滞りは、栄養不足や塩分とアルコールの過剰摂取なども原因となるので、日頃の生活習慣にも注意しましょう。