まぶたのむくみ解消法!まぶたのむくみの原因は?目の腫れは病気?

まぶたは、皮膚が薄いためにむくみやすくなっています。しかし、原因や解消法を突き止めることは大して難しくありません。水分が溜まっているだけでなく病気のサインの可能性があり、強い症状がなくとも侮ってはいけません。

まぶたのむくみの原因

まぶたのむくみの一般的な原因は、代謝が悪くなったことです。余分な水分を排出するためには、腎臓を通らないといけません。場合によっては、腎臓の機能の低下が疑われることがあります。急性腎炎患者は、まぶたがむくむ傾向があります。
代謝が悪くなる理由は運動不足や夜更かし、過労といった生活習慣が主です。老廃物を溜め込む状態に陥らせます。
細かな点に注目すると、複数の原因を考えることができます。浸透圧の働きで水を引きつけるのが、塩分です。塩分濃度の高いジャンクフードやインスタントフードなど、塩分を過剰に摂取し続けると細胞間に余分な水分が残ります。すると、皮膚の薄いまぶたがむくみます。短時間で血管を広げる効果を持つお酒は、血管内の水分を血管外へ漏れ出す事象を起こします。
アルコールでトイレが近くなると体から水分が抜け、喉が乾いて余分に飲んだ水を溜め込んでしまいます。またお酒と一緒に食べる肴で、塩分を摂りすぎてしまう例もあります。

まぶたのこすりすぎは悪影響を及ぼし、まぶたの裏にある多数の毛細血管を傷めてしまいます。数日で修復されるとはいえ、メイク落としの際にも気をつけましょう。目の周りへ直接触れるもので、むくみの原因に考えられるのは、毛細血管の傷み、肌に合わない化粧品、花粉、コンタクトレンズです。

起床時の目のむくみは、就寝時間も大いに関係します。睡眠不足は溜め込んだ老廃物と水分を排出しにくくなり、寝すぎは長時間にわたり体を動かさない状態であるため、リンパが顔に溜まってむくみます。
睡眠時の血液や水分の流れを左右するのが、枕の高さです。血流が頭の方向へ上ってしまうと、顔やまぶたに血液が溜まります。まぶたがむくむだけでなく睡眠の質が悪くなり、睡眠不足の原因にもなります。基本的に、まっすぐ立っている状態と同じ姿勢を保つ高さが理想です。首のしわの予防にも期待できます。まくらの高さが足りないときは、タオルで埋めましょう。横になって寝ると水分が顔に溜まり、普段と違ってうつ伏せで寝ていた場合は水分が目元に集中することがあります。普段からうつ伏せにも関わらず、特別にまぶたがむくんでいれば他の可能性を探りましょう。
特殊な状況ではありますが、二重整形を受けるとまぶたのむくみが目立つことがあります。

まぶたのむくみの解消法

まぶたのむくみを解消するには、食事でカリウムを摂るようにしましょう。目のむくみが起床後に発覚したときは、バナナがおすすめです。栄養豊富な上、調理が必要ありません。バナナ以外にも、はっさくやいよかん、桃、干し柿、リンゴ、キウイなどはカリウムが豊富です。和食の場合は納豆を食べましょう。果物以外にも、ひじき、昆布、パセリ、じゃがいも、にんにくなどが体内の水分を排出してくれます。
お酒を飲みすぎてしまった場合、いちばん効果的なのが水を飲むことです。体内に不足している水を適度に補うことで代謝が良くなり、水分の循環を促せます。体が通常の状態に近づくため、過度な酔いや二日酔いが緩和します。

血行の改善には、マッサージが効果的です。最初は優しく、軽くまぶたを叩いてみましょう。水分が目元から抜けていきます。保湿も大事です。化粧水で潤いを与えた後に、目元専用のクリームなどを塗りましょう。軽く目の周りをマッサージする他、冷温パックをすると目元の血流が良くなります。2枚のタオルの1枚を氷水に浸して濡らし、1枚は蒸しタオルにします。目元を重点的に20秒ずつ、交互に3回当てましょう。温いタオルは再度冷やす、あるいは温めます。冷たい炭酸水を含ませたコットンと、温かいタオルを交互に当てるコットンパックは皮脂汚れを除去する効果もあります。炭酸水の他、カモミールには安眠効果や炎症を抑える鎮静作用もあります。寝る前にカモミールを飲み、冷蔵庫で冷やしたティーバッグをまぶたの上に乗せるというアイパックが、ヨーロッパで広まっています。冷蔵庫で冷やした大きめのスプーンの裏側を、20秒目に当てて目頭から目尻に滑らすスプーンマッサージも、血管の循環を手助けしてくれることでしょう。

人差し指で眉頭を上向きに5秒押し上げてください。眼精疲労や眠気覚ましにも効き目のあるマッサージです。眉頭の位置は、眉毛の生え始めであるへこんだ部分です。次に鼻の付け根、目頭と鼻の間にあるくぼんだ部分を押し込みます。気持ちいいくらいの痛さで、5セット繰り返しましょう。

滞ったリンパは、首のマッサージで流れるようになります。首への負担を少なくするため、あらかじめボディクリームや乳液などを塗るか、柔らかいタオルを当てておきます。首を回し、同じ方向へ5周、反対に5周させてください。次に5秒ほど首を傾けて、右に傾けたならば首の左側、左に傾けたならば首の右側を伸ばします。左右どちらも伸ばせたならば、首のリンパをさすりましょう。耳の後ろから鎖骨に向かって、少々力を入れた指4本で上下に10回さすります。痛みのあるリンパマッサージは血管やリンパ節を損傷させるため、優しく撫でるように心がけましょう。

まぶたのむくみ・腫れは病気の可能性も

まぶたのむくみや、腫れが長引くときは病気を疑いましょう。腎機能が低下し、水分や塩分のバランスが崩れて起こるのが急性糸球体腎炎です。子供に多い病気ですが、大人にも起こる可能性は十分にあります。寝たきりの高齢者は、特に注意しなければなりません。急性糸球体腎炎が起こるきっかけは、細菌やウイルスへの感染などが多いです。扁桃腺や咽頭が炎症すると、顔やまぶたのむくみが2週間から3週間ほどで起こります。尿量の減少や、血尿が出てくることがあれば急性糸球体腎炎かどうか検査をしてもらって、早期治療に備えましょう。
特に心配される病気は、慢性甲状腺炎です。30代から50代の女性に多く、目の周りがむくむ病気です。喉周りに張った甲状腺の機能が低下し、初期症状では喉が軽く腫れます。慢性甲状腺炎になると免疫機能が過剰反応し、起こるのがホルモン分泌の減少などです。まぶた以外に顔や頭までひどくむくむのが、上大静脈流症候群です。静脈の腫れ、膨れが原因で血液の流れが滞ります。進行すると両腕や首などもむくむようになり、充血し始めます。重症化すると、呼吸困難やめまい、失神などを引き起こします。ネフローゼ症候群では、初期で顔や脚に強いむくみが出来ます。重症化すると尿量が減るために、胸や腹に水が溜まり、尿に含まれるタンパク質が1日に3.5g以上になることが特徴です。風邪気味や疲れているとき、アルコールを飲んだ翌日は注意しておきましょう。

体内の不調だけでなく、まぶたの腫れ、顔全体が丸くなるという症状が薬によって引き起こされることがあります。クッシング症候群は、ステロイドホルモンの長期的な大量服用などで起きます。ステロイドが体内で異常に多く生成されて生じる病気の総称がクッシング症候群です。場合によってはクッシング病、ムーンフェイス、満月様顔貌とも呼ばれています。放置すると肥満や高血圧、糖尿病、骨粗鬆症が進行し、肺炎にかかりやすくなります。

まとめ

まぶたのむくみは、体内の水分や血液が顔に溜まることが主な原因です。まぶたをこすることも翌日にむくむ可能性になり得ます。むくませたくないときは塩分の摂りすぎに注意し、水分や血液、リンパの流れに注意しましょう。病気が疑われれば、早いうちに病院へ相談しにいくべきです。