むくみに効く市販薬・病院で処方される薬

むくみが気になって身体が重い。夕方から足がむくみだし、そのむくみが翌日になっても引きずっている。
そんな辛いむくみを解消・改善するには、血行を良くするための適度な運動や入浴などを心がけることが1番です。
ですが仕事の関係上、これらを改善したくともできない状況下の方や、症状が酷すぎて改善できない方も少なからず存在します。
そのような状況下の人は諦めなければならないのでしょうか?そうではありません。サプリや市販薬、処方薬などによってむくみを改善する事は可能です。むくみをとる市販薬と処方薬の双方を解説させて頂きます。

むくみに効く市販薬

エスエス製薬から販売されているアンチスタックス

アンチスタックスは要指導医薬品のため、インターネット販売することができません。ドラッグストアのみで販売されていますが、その効果は素晴らしく、アンチスタックの臨床試験を実施し、服用後3週間で30.9%、6週間で55.1%、12週間後には82.7%の方が改善されたとの報告があります。
長期の服用をすることによって改善傾向が高まるので、エスエス製薬からも「まずは3週間続けてみませんか?」とおすすめされています。

アンチスタックス

価格:40カプセル・20日分2,990円(税抜)60カプセル・30日分3900(税抜き)
1回あたりの値段:40カプセルなら161円・60カプセルなら140円
有効成分:赤ブドウ葉乾燥エキス混合物
効果:軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による次の諸症状の改善:足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛み

アンチスタックスはなぜ効果があるのか?

むくみが起こるメカニズムを簡単にご説明します。
下肢の静脈から血流が滞る→下肢静脈圧が上昇→静脈弁の機能が低下し、静脈血が逆流→静脈から水分が漏れ出てしまいむくみに→水分が漏れでた事によってリンパに変わる。
このリンパ液がさらにむくみの症状を悪化させます。

エスエス製薬は、リンパの流れを改善するよりも、静脈の血流を促した方が効果が高いのではないかと考えました。静脈内皮細胞が開いて出る水分を、漏れないようにする働きをアンチスタックスは持っています。

服用方法は1日1回、2カプセルを飲むだけです。むくみに悩んでいた人たちをサポートします。

むくみをとる市販薬として人気の高いアンチスタックスですが、この中の有効成分に粗悪なものが入っているのではないか?と、不安になってしまう方も少なくはないでしょう。

アンチスタックスの製造工場は、設立から70年の歴史を持っており、植物由来の成分や抽出物に関する独自のノウハウを持っています。主成分が赤ブドウの葉という事だけあって、原料に対しての育成状況、採取する時期、抽出方法などによってその成分の効果は大きく変化していきます。

アンチスタックスは、厳しい条件に適合した赤ブドウ葉のみを使用して、独自の製法で作られているため、一定の品質管理に成功しています。

アンチスタックスの副作用

服用後に次の症状が現れた場合は副作用の可能性があります。

皮膚:発疹・発赤・かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐・胃の不快感・腹痛
精神神経系:めまい、不安
循環系:動悸
その他:鼻血や歯茎からの出血、胸苦しさ、頭痛など

病院での処方薬

市販薬は、処方される薬よりも多少効力を落としているものだというイメージをお持ちだと思います。
イメージは大方間違っておらず、風邪薬ひとつでも、市販薬よりも処方された薬の方が効果が高いものが多いです。

ではむくみの高い効果が実証されているアンチスタックスより、効果の強い処方薬はどのような薬なのでしょうか?

実はむくみに対して処方される薬は、利尿薬です。
むくみに効果はあれど、市販薬のアンチスタックスとはまた違う方向からむくみを改善します。

なぜ利尿薬が処方されるか?

市販薬であるアンチスタックスは、静脈から漏れでる水分をせき止める効果を持っています。病院で処方される利尿薬は、血液中に含まれている過剰な塩分・老廃物を尿に変えて体外に排出させ、むくみを解消しようとします。
それでは、むくみを改善する際によく処方される利尿薬を解説していきます。

ループ利尿薬

商品名:ラシックス錠、ダイアート錠
強力な利尿作用を持ち、心臓や腎臓、肝臓の機能が低下して起こるむくみがある場合に処方されます。
血圧を下げる効果もありますが、副作用というほどではありません。
副作用:血液中のナトリウムとカリウムが尿とともに排泄されてしまうで、ナトリウムやカリウムの数値が下がってしまう恐れがあります。

サイアザイド系利尿薬

商品名:フルイトラン錠
むくみ解消の効果はさほど強くありませんが、血圧を下げる作用はループ利尿薬より強く、サイアザイド系は血圧の薬として処方されます。
先ほど紹介したループ利尿薬と同時に服用すると利尿作用が高まり、むくみ解消の効果が上がります。
副作用:糖尿病の患者に対して、サイアザイド系の薬を大量に使用すると、尿酸値が上昇し、糖尿病が悪化する恐れがあります。

カリウム保持性利尿薬(抗アルドステロン薬)

商品名:アルダクトンA錠、セララ
ホルモンに対して穏やかに働きかけ、血圧を下げます。
また心不全の改善作用もあり、カリウムを体の外に出さない働きもあるので、他の利尿薬と併用し服用されている方も少なくありません。
副作用:他の利尿薬と性質が異なり、カリウムが上がる副作用が確認されています。また女性ホルモンに対して働きかける効果を持っているので、長く使うことで乳房がふくらんだり、痛みを感じたりする副作用も報告されています。

炭酸脱水素酵素阻害剤

商品名:ダイアモックス錠
利尿薬に分類されていますが、むくみをとる作用は弱いです。
眼圧を下げる働きを利用して、緑内障の治療や高山病の治療、てんかんの治療、肺の病気で血液が酸性になったときなどに処方されることが多いです。
副作用:手足にしびれを感じたり、低カリウム血症になる可能性があります。

まとめ

市販薬のアンチスタックスは、血管から漏れだす水分を正常に保つ効果をもっています。
病院で処方される利尿薬は、血液中に含まれている塩分と老廃物を尿に変えて、体外に排出させむくみの症状を改善させる薬となります。
どちらが優れているといった訳ではなく、むくみの種類によって市販薬か処方薬かを選んでいきましょう。

むくみのほとんどは、水分を体内から排出できず起こってしまう症状です。
毎日水分を多めに飲み、入浴時はシャワーではなくお風呂に浸かり、マッサージなどで血流の流れを良くする事で改善されるケースがほとんどです。